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モンサンミシェル、風力発電計画で世界遺産から除外の危機

 2月2日、フランスの小島モンサンミシェル(写真)が、風力発電所の建設計画により、ユネスコの世界遺産認定を取り消される危機にさらされている。 2006年10月撮影(2011年 ロイター/Benoit Tessier)

 [パリ 2日 ロイター] 壮麗な修道院が立つフランスの小島モンサンミシェルが、風力発電所の建設計画により、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産認定を取り消される危機にさらされている。

 ユネスコはフランス政府に対し、島から17キロ離れた場所に3本の風力タービンを建てる計画について説明するよう求めていたが、1日までに返答を得たと明らかにした。今後、影響を調べた上で、措置を検討するとしている。

 ユネスコの広報担当者はロイターの取材に対し、「世界遺産委員会は(モンサンミシェルを)リストから除くと決定することもできるが、それは最後の手段であり誰も望んでいない」と話した。

 1979年に世界遺産に登録された島と修道院には、巡礼者や観光客など毎年300万人以上が訪れている。

 これまで世界遺産に登録されながらも認定を取り消されたのは、政府が石油採掘を優先したオマーンのアラビアオリックスの保護区と、景観を損ねる橋が建設された独ドレスデンのエルベ渓谷のみとなっている。

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