[バチカン市 9日 ロイター] カトリック教徒のざんげを手助けする携帯電話「iPhone(アイフォーン)」向けアプリケーションが登場したが、ローマ法王庁は9日、iPhoneを使ってざんげをすることはできないと強調した。
法王庁の広報局長を務めるフェデリコ・ロンバルディ神父は発表で、ざんげには聖職者の立ち会いが必要だと説明。「どんなアプリケーションもその代わりにはならない」と続けた。
同アプリを開発した米Little iApps(リトル・アイアップス)は、教会での罪の告白に向けて心の準備をするためのツールであり、ざんげに取って代わるものではないと強調していた。
ただ、一部メディアの報道は、このアプリが米国のカトリック教会の認定を受けているため、iPhoneでのざんげが可能になったとも受け取れる内容だった。