[ベルリン 22日 ロイター] ドイツのベルリン動物園は22日、19日に4歳で急死したシロクマのクヌートについて、脳に疾患があったことが解剖で判明したと明らかにした。
動物園は発表で、「初期の解剖結果で脳に重大な異常が見つかり、それが急死の原因になったとみられる」と説明。詳しい死因については今後数日かけて調べられ、最終的な結果がまとまれば、直ちに発表されるという。
母親に育児放棄され、飼育員によって育てられたクヌートは、その愛らしい姿から世界中で人気を集め、大勢のファンが飼育員と遊ぶクヌートを一目見ようと同動物園を訪れた。