[カラカス 22日 ロイター] ベネズエラのチャベス大統領は22日、火星で生物の存在が確認されていないことについて、資本主義による悪影響が原因であるとの「自説」を唱えた。
大統領は「世界水の日」を記念する演説で「これまで常に言葉にし、耳にもしてきたことだが、過去に火星に文明が存在していたとしても不思議ではなく、おそらく資本主義や帝国主義の広がりが火星を滅ぼしたのだろう」と語った。
世界が抱える諸問題について、その多くは資本主義に由来するものであるとし、地球の水資源は枯渇しつつあると警告した。
また欧米諸国によるリビアへの軍事行動は、水と石油資源が目的であるとの見方を示した。