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オーストラリアで「世界一辛い」唐辛子、ギネス記録目指す

 [シドニー 25日 ロイター] オーストラリア人のグループが世界一辛い唐辛子を開発し、ギネス世界記録の認定を目指している。唐辛子の名前は「トリニダード・スコーピオン・ブッチT」で、そのあまりの辛さに加工する際にはガスマスクや防護服などを着用する必要があるという。

 現在の世界一辛い唐辛子は、辛さを表す「スコビル値」が138万の英国産の「ナガ・バイパー」。これに対し、メルボルンで化学分析などを行うEMLケミカルの測定によると、トリニダードのスコビル値は146万に達する。ハラペーニョのスコビル値2500─8000と比べるとその辛さの程度がうかがえる。

 開発グループの1人、マルセル・デウィット氏は、生のトリニダードを食べた時の状況について「幻覚に襲われ、横にならなければならなかった。20分も歩けなかった」と振り返った。

 トリニダードは今年始め、シドニーの北約89キロにあるモリセットで収穫された。その辛さのため一連の処理工程では最大限の注意が払われている。

 皮膚に接触すると焼けるような感覚があることから、収穫時には手袋を着用。切り刻んだトリニダードをゆでてピューレにする工程では、作業員は蒸気から身を守るため化学防護マスクや防護服を身につける。

 デウィット氏はスパイスに対する自身の強い関心を認めつつも、辛さがすべてではないと言い切る。トリニダードは非常に美味でその良さは「第一に味、第二に辛さ」にあるとし、「燃えているフルーツサラダを食べるようなもの」と評した。

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