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世界一生活費が高い都市は東京、大阪が2位=調査

 7月7日、米経営コンサルタント会社マーサーが発表した2009年の世界主要都市の生活費番付では東京がトップに。写真は銀座で4月撮影(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [シンガポール 7日 ロイター] 米経営コンサルタント会社マーサーが発表した2009年の世界主要都市の生活費番付では、円高が大きく影響し、東京がトップ、大阪が2位になった。

 同番付は、世界143都市の住宅費や交通費、食費など200項目以上を3月に調査し、ドル建てに換算した上で、ニューヨークを基準に指数化したもの。

 東京は昨年の2位から1位に浮上。2位の大阪に昨年トップだったモスクワが続き、4位がジュネーブ、5位が香港となっている。トップ10のほとんどを、ヨーロッパとアジアの都市が占めた。

 一方、最も生活費の安い都市は、パラグアイの首都アスンシオンに変わり、ヨハネスブルクだった。

 マーサーの調査担当者は、ウェブサイトで「昨年の景気低迷で為替相場が大きく変動し、ことしの番付に影響した」と指摘。「多くの企業がコスト削減を重要課題として掲げており、海外駐在員の生活費を示す指標の変化を把握することは不可欠だ」と述べた。

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