［ブリュッセル ２７日 ロイター］ １９９０年にベルギーで撮影され、世界の注目を浴びた未確認飛行物体（ＵＦＯ）の写真が、プラスチックの一種であるポリスチレンを使った偽物であることが分かった。撮影者の男性が２６日夜に放送されたＲＴＬテレビのインタビューで告白した。
男性は「わずかな元手で多くのことができる。一片のポリスチレンで世界中をだませた」と述べ、１８歳のときに職場の同僚らと偽写真を撮影したと暴露。「（ＵＦＯの）型をポリスチレンで作り、色を塗って細工した。その後、つるして写真を撮った」と語った。