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ジョギング中の携帯音楽プレーヤー、イヤホンに落雷の危険性

 7月11日、2005年にアップルの「iPod」を身につけてジョギングしていた男性が落雷に遭い、顔から胸にかけてやけどを負う事故があったことが明らかに。写真は昨年3月に撮影した「iPod」の広告(2007年 ロイター/Charles Platiau)

 [ボストン 11日 ロイター] 2005年にアップルAAPL.Oの携帯音楽プレーヤー「iPod」を身につけてジョギングしていた男性(37)が途中で落雷に遭い、顔から胸にかけてやけどを負う事故があったことが明らかになった。診察した医師らによると、雷は男性のすぐそばの木に落ち、男性の体にはイヤホンのコードを形どるようにやけどの跡があったという。

 カナダのバンクーバー総合病院の医師ら3人が、このほど米医学誌New England Journal of Medicineに書簡を送って発表した。

 それによると、同患者の両耳の鼓膜が破れており、中耳にある小さな骨は脱臼状態だった。また、あご骨が4カ所で折れ、電流によってあごの筋肉が激しく収縮したためか、あごの両側の関節が外れていたという。

 医師らは、「iPodのような携帯音楽プレーヤーが落雷の可能性を増大させるわけではないが、男性のケースでは汗と金属製のイヤホンが相乗作用して電流を患者の頭部に伝えてしまった」と指摘。

 同患者の聴力は、事故から2年経った現在も半分以上失われたままで、高い周波数の音は補聴器を着けていても聞くことができない。

 医師団の1人で放射線技師のヘファーナン氏は、電話で「この男性は今もジョギングをしており、事故後に新しいiPodも購入したが、ジョギングに行く際には家に置いていっている」と語った。

 同氏はまた、万一ジョギング中に雷に遭遇した場合には、iPodを肌から離すとともにイヤホンを耳から外すよう警告している。

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