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英国人、より裕福で健康でも幸せは実感しにくい傾向=調査

 4月8日、英国立統計局の「社会動向」に関する年報で英国人は以前よりも裕福かつ健康で長寿になっている一方、幸せを実感しにくくなっている傾向が示された。写真は2006年7月にロンドンで撮影した歩行者(2008年 ロイター/Phil Noble)

 [ロンドン 8日 ロイター] 英国立統計局(ONS)が8日発表した「社会動向」に関する年報で、英国人は以前よりも裕福かつ健康で長寿になっている一方、幸せを実感しにくくなっている傾向が示された。

 同年報によると、英国の1人当たり生産量は過去30年間で2倍以上になり、2005年にはG7(先進7カ国)で3番目に高い水準になった。また健康面では、心臓発作など循環器系疾患の死亡率が1970年代以降大きく低下しているほか、がんや呼吸器疾患による死亡も着実に減少している。

 一方、生活水準に対する満足度では、1970年代から目立った変化はみられなかった。

 この結果について、統計局のポール・アリン氏は「経済的な幸福は着実に改善しているが、社会的な幸福は改善してないことが示された」と指摘。国の富がある水準を超えると、生活上の満足感が変化しにくくなるという学説にも合致しているとの見方を示した。

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