[ニューヨーク 5日 ロイター] フルタイムで働く6000人を対象にした米国の調査で、全体の39%が高校時代の過ごし方がその後の職業選択に影響を与えたと回答したことが分かった。
キャリアビルダー・ドット・コムが行った同調査によると、高校時代にある分野のマニアだった人はエンジニアリングや小売業、体育会系だった人は輸送業、チアリーダーは旅行や保険業に就いている傾向がみられた。
また、生徒会役員などを務めた人は現在の収入が一番高く、管理職の割合が高かった。このグループのうち12%の収入は10万ドルを超え、半数以上が5万ドル以上の収入となり、仕事への不満足度も高かった。
一方、教師に気に入られていた人の41%は事務職に就いており、建設・銀行
金融が多く、そのうちの37%は収入が3万5000ドル以下だったものの、仕事への満足度は最も高かった。
優等生のおよそ6割は専門職に就いており、その多くは医療分野だった。