[パリ 9日 ロイター] フランスは早ければ2015年以降、世界最大のワイン生産国の地位をスペインに譲ることになる見通しだ。フランスの個人ワイン生産者協会が今週、調査機関Credocが実施した調査結果を発表した。
これは、スペインのワイン生産者がワイン畑の収穫量を伸ばす一方、フランスの生産者は品質向上を図るため収穫量を減らしていることが背景。
同協会の代表を務めるミシェル・イサリー氏は9日、「スペインはすでに作付面積では首位に立っているので、同国がフランスやイタリアを抜こうとしていることに驚きはない」としている。