[ロンドン 4日 ロイター] 8年前に行方不明になったまま、2003年に見つかった腐乱遺体が本人と判断され、火葬に付されていた男性が、実は生存していたことが判明し家族と再会した。警察が4日発表した。
英国に住むジョン・ディレーニーさん(71)は、2000年に行方不明になったが、実際には捜索願が出された10日後に混乱状態で病院に収容されていた。
頭部のけがで記憶喪失となり、デービッド・ハリソンという新しい名前で介護施設で暮らしていたが、今年に入り行方不明者を扱う昼間のテレビ番組に出演。たまたま夜勤明けで番組を見ていた息子が本人と確信、DNA検査を経て肉親と確認されたという。