[シドニー 25日 ロイター] ネズミも食べてしまうほどの大きさの食虫植物が当地の王立植物園で展示され、話題になっている。園芸専門家によると、この植物はネペンテスの一種で、家で栽培することも可能だという。
同植物園管理団体のエグゼクティブディレクター、ティム・エントウィッスル氏は、ロイターに対し「ネペンティス・ラジャは世界最大の食虫植物であり、大きいものではネズミも簡単に平らげてしまうことができる」と説明。同園ではネペンティス・ラジャの近似種を展示中だとしている。
食虫植物は、ボルネオやスマトラなど主に東南アジアに自生しているが、オーストラリアやニューカレドニアでも数種類が確認されている。