[ベルリン 10日 ロイター] ドイツの南部Lintheで、野生のイノシシを撃ったハンター(72)が逆にイノシシに殺されるという事故があった。地元警察が10日に明らかにした。
それによると、撃った獲物が死んだと思いハンターが近づいたところ、イノシシが飛び上がって攻撃してきた。
ハンターの仲間はビルト紙に対し、イノシシの鋭い牙が足の大動脈に刺さったため多量に出血したと語った。
ハノーバーに拠点を置く野生動物の研究機関「インスティテュート・オブ・ワイルドライフ・リサーチ」は先週、野生のイノシシが急速に繁殖しており、農作物を荒らしたり、ペットや人を攻撃するなどの被害が起きているとの調査結果を発表している。