[東京 26日 ロイター] 雌のホッキョクグマとの繁殖のため飼育場所を移されていた北海道の動物園のホッキョクグマが、実は雌だったことが判明した。釧路市動物園の飼育員が26日明かした。
同飼育員によると、体重200キロのホッキョクグマのツヨシ(4)は、ことし6月から別の雌のホッキョクグマとともに飼育されており、しばしば一緒に遊ぶなど仲良く暮らしていた。この飼育員は、動物園側ではこれまでツヨシが雄だと信じて疑わなかったとした上で、「ある日2頭が同じ方法で排尿するのを見て」ツヨシが本当に雄なのかどうか疑念を抱いたと明かした。
同園では、2度のDNA鑑定などを経て、ツヨシが実は雌だと確認したという。