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キス、それは化学反応の問題=米研究

 2月14日、キスをすると一連の複雑な化学反応が引き起こされるとの研究結果が発表された。写真はペルーで撮影したキスをするカップルたち(2009年 ロイター/Pilar Olivares)

 [シカゴ 14日 ロイター] キスをすると一連の複雑な化学反応が引き起こされるとの研究結果を、米研究者が発表した。ニュージャージー州にあるラトガーズ大学の人類学者、ヘレン・フィッシャー氏は14日、シカゴで開催された米国化学振興協会の会合で「キスは相手を評価するための仕組みである」と話した。

 フィッシャー氏は記者会見で、キスは人間社会の90%以上でされている行為だが、その科学的意味は解明され始めたばかりだと述べた。

 キスに関するある理論は、結びつきを強めることを意図しているとする。ペンシルバニア州のラファイエット・カレッジの研究者、ウェンディー・ヒル氏は学生を対象に行った調査結果を会合で発表した。

 調査ではもともと、性的な喜びなどに関連がある「愛の」ホルモン、オキシトシンの変化を予想していたという。また、オキシトシンはストレスホルモンのコルチゾールの減少をもたらすことが知られているため、コルチゾールの値にも注目することにしたという。

 大学のヘルスセンターで行われた同調査は、18─22歳の15組の異性愛者の大学生カップルを対象に、部屋の中で15分間、キスをする、もしくはただ手を握り会話をするよう指示する方法で実施。

 血液と唾液(だえき)のテスト結果は、キスをしたグループの男性はオキシトシンが急増したが、同じグループの女性では同ホルモンが減少した。ヒル氏は「コルチゾールのレベルはすべての人で減少した」と報告した。

 フィッシャー氏は、キスは脳の異なる部分を刺激する別々の化学反応を起こすと考えている、としている。

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