[ロンドン 24日 ロイター] スイスの研究者らが24日、ソニー6758.Tの家庭用ゲーム機「プレイステーション」のやり過ぎで皮ふ病を発症する可能性があると発表した。
バンサン・ピゲ氏が率いるジュネーブ大医学部および付属病院のチームが、皮膚科学に関する英専門誌「ジャーナル・オブ・ダーマトロジー」で報告した。
研究者たちが「プレイステーション手掌汗腺炎」と呼ぶ、この新たに特定された皮ふ疾患では、激しい運動をした子どもの足の裏に発症するものに似た、痛みを伴った病変が手のひらにできるという。
同チームでは、強く継続的な(コンソールの)握りしめとボタンの連打が一緒に行われると、手のひらの表面に軽微ではあるが継続的な外傷が起きると説明。
一方、ソニー6758.Tの広報担当者は、同研究は1人の患者について行われたとした上で、1995年の発売開始以来、プレイステーションの販売台数は億単位だとコメントした。