[ワシントン 20日 ロイター] ミシェル・オバマ米大統領夫人は、自身の娘やゲストに新鮮で健康的な野菜を提供しようとホワイトハウスに有機栽培の「家庭菜園」をつくることになり、20日、地元の児童約20人と南庭の一部の芝生を耕した。
ホワイトハウスでの野菜作りは、第2次世界大戦中にエレノア・ルーズベルト夫人が「勝利菜園」を手掛けて以来のこと。
ミシェル夫人は「私たちの家族やホワイトハウスに来て食事をする人々が本当に新鮮な野菜や果物が食べられるようにしたい」とコメント。その上で「10歳と7歳の娘たちは、おいしければもっと野菜が好きになるということが分かった」と、野菜を自家栽培する理由を説明した。
同夫人によると、娘たちが危険にさらされないようなミツバチの巣箱も設置し、自家製のはちみつ作りも検討している。
ホワイトハウスのアシスタントシェフによると、菜園ではほうれん草や豆類、ハーブなどをはじめ55種類の果物や野菜を栽培する見込み。