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制作費6ドルの「京都ボックス」、温暖化防止の大賞に

 [オスロ 9日 ロイター] 太陽光を利用して料理や湯沸しができ、貧しい生活を送る30億人を助けながら、温室ガスの削減にもつながるといるダンボール製の調理器が、地球温暖化防止のアイデアを募集した賞で大賞に輝いた。賞金は7万5000ドル(約750万円)。

 京都議定書にちなんで「京都ボックス」と名付けられたこの箱の制作費は、5ユーロ(約660円)。比較的簡単に生水を沸騰させることもでき、薪で料理をしている数十億人の人々が使えるように考えられたという。

 ケニヤに活動拠点を置くノルウェー人の開発者、ジョン・ベーマー氏は、この調理器について「人々の命を救い、木々も救うことができる」と述べている。

 「FT Climate Change Challenge」賞は、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)と米ヒューレット・パッカード、英環境保護団体フォーラム・フォー・ザ・フューチャーが開催。最終選考まで残ったほかのアイデアには、家畜から出るメタンガスを削減させるにんにくから作られた飼料添加物や、空洞のあるタイルで室内を冷却するシステム、燃費を良くするトラックのタイヤカバー、炭を作る「巨大な業務用電子レンジ」があった。

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