[クアラルンプール 29日 ロイター] マレーシアの控訴裁判所は29日、米ファストフード大手マクドナルドMCD.Nが同国のレストラン「マックカレー」を商標権侵害で訴えていた裁判で、2006年の判決を覆し、原告側の訴えを退ける逆転判決を言い渡した。
ゴパール・スリ・ラム裁判官は「マクドナルドが接頭語の『マック』をビジネスで独占することを認めた前回の判決は、誤っていた」と述べた。
同国では実業家のビンセント・タン氏がマクドナルドのフランチャイズ権を持ち、185店舗を展開している。一方、「マックカレー」は、クアラルンプールにある1店舗で、インド料理を中心に提供している。