[台北 21日 ロイター] 台湾の澎湖諸島に設置された発電用の風力タービンが深夜に発する騒音により、過去3年間に近隣のヤギ400匹が不眠が原因で死んだ可能性がある。農業検査当局が21日明らかにした。
澎湖諸島は台湾海峡に位置し、強い風が吹くことで知られる。農業検査当局者によると、同地に風力タービン8機が設置された後、近隣農家からはヤギが死に始めたとの報告が出ていた。
当局は今後、騒音以外にもヤギの死因を調査することにしているが、風力タービンが原因だった場合、台湾電力が関係農家に賠償することで合意しているという。