[マイアミ 1日 ロイター] 米フロリダ州でペットとして飼われていたニシキヘビがタンクから逃げ出し、家で寝ていた2歳の女児が巻きつかれて死亡する事件があった。当局が明らかにした。
女児を襲ったのは全長3.6メートルのビルマニシキヘビで、飼い主は女児の母親の交際相手。ヘビは夜間に逃げ出し、女児の寝室に侵入して襲ったとみられている。
地元紙オーランド・センティネルによると、飼い主の男性は女児の上に乗っていたヘビを刺したが、救急隊員が現場に到着したときには女児は死亡していた。
野生生物当局は、フロリダの自然保護区域で外来種のニシキヘビが増えることに懸念を強めている。エバーグレーズ国立公園には、最大15万匹のビルマニシキヘビが生息している可能性があるという。