[マイアミ 13日 ロイター] - 中米ハイチ沖で見つかった船が、約500年前にイタリアの探検家クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸に到達した際に乗っていた「サンタ・マリア号」である可能性が高いと、調査チームが13日明らかにした。
調査チームのバリー・クリフォード氏(68)はプレスリリースで、「地理や海中地形、考古学的なあらゆる証拠が、この沈没船がコロンブスの有名な旗艦であることを強く示している」と説明した。
これに対し、ハイチの当局者は「サンタ・マリア号が海中で見つかった可能性があると言うのは、歴史的かつ科学的な誤りだ」と否定的な見解を示した。
調査チームによると、船は水深3─4.5メートルの暗礁近くで見つかり、約35メートルというサンタ・マリア号の全長に合致するという。
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