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フランス新型列車が駅の規格に合わず、改修費100億円超

[パリ 20日 ロイター] - フランス国営鉄道SNCFは20日、地域鉄道網の拡張に向けて発注した約2000もの列車の車幅が広すぎ、多くの駅で通過できないことが分かったと明らかにした。多額の改修費が必要になるという。

仏鉄道線路事業公社(RFF)の広報担当はこの事実を認め、同公社に責任があるとの認識を示した。

新型車両の走行を可能にするための駅工事はすでに始まっているが、工事が必要な駅はなお数百カ所残っている。

この問題を最初に報じた週刊誌カナール・アンシェネによると、RFFが、列車を発注したSNCFに誤ったプラットフォームの規格を伝えたために問題が生じたという。

フランスでは、約1200カ所あるプラットフォームのほとんどが50年以上前に設置されたものだが、RFFはこの30年以内に設置されたものしか伝えていなかった。改修費はすでに8000万ユーロ(約111億円)に上っているという。

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