[17日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第10戦、ドイツ・グランプリ(GP)に挑む地元ドイツのニコ・ロズベルク(メルセデス)は、母国がサッカーのワールドカップ(W杯)で優勝したことを記念したヘルメットを用意したが、商標権侵害の恐れがあるため、レースでの着用を断念した。
ロズベルクは自身のツイッターでドイツの国旗の色に塗られ、W杯の金色のトロフィーと優勝回数を表す4つの星で彩られたヘルメットを披露。しかしトロフィーが国際サッカー連盟(FIFA)の知的財産権を侵害することがわかり、代理人を通して使用しないことを明らかにした。
ロズベルクは「トロフィーまで商標として登録されているなんて驚いた」とコメント。星を残してデザインを変更したヘルメットを改めて披露し、「星はわれわれのもの。誰も奪うことができない」と話した。
ロズベルクは今季165ポイントを獲得し、4ポイント差で個人総合トップを走る。
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