[ボストン 18日 ロイター] - ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の2014年の授賞式が18日行われ、摩擦係数を測定することでバナナの皮の滑りやすさを学術的に実証した北里大の馬渕清資教授ら4人の研究チームが物理学賞に選ばれた。
ほかには、豚肉が鼻血を抑えるのに効果があるとした研究、トースト上の焦げ目をイエス・キリストの顔だと認識した場合に人間の脳に起こる現象の研究、ひどい絵を見た場合の不快さに関する研究などが選ばれた。
授賞式は米ハーバード大学で行われ、過去のノーベル賞受賞者らが賞を授与した。
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