[6日 ロイター] - 毎日32キロの通勤を10年間徒歩で行っている米デトロイトの工場従業員、ジェームズ・ロバートソンさん(56)に、地元の自動車販売店からピカピカの新車が贈られた。
ロバートソンさんは、10年前に車が故障したが、時給10.55ドルの収入では車を購入できず徒歩通勤を続け、無欠勤となっている。
このことが地元紙で取り上げられ、ソーシャルメディアや全米規模のニュースでも話題となり、ある大学生がネットで募金を募ったところ世界中から31万ドル以上の寄付が集まっていた。
今回贈られた車は2015年モデルのフォード「トーラス」。ロバートソンさんは「(この車を)好きどころか、愛している。いまの姿を両親に見せたかった」と語った。
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