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ケニアが象牙15トン焼却、「反密猟」をアピール

3月3日、ケニアは象の密猟対策キャンペーンの一環で象牙15トンを焼却し、年内にすべての象牙を処分すると公約した。写真は象牙を見守るウフル・ケニヤッタ大統領(右から2人目)(2015年 ロイター/Thomas Mukoya)

[ナイロビ 3日 ロイター] - ケニアは3日、国連の「世界野生生物の日」に合わせて象牙15トンを焼却し、年内にすべての象牙を処分すると公約した。象の密猟対策キャンペーンの一環。

ナイロビ国立公園でウフル・ケニヤッタ大統領が着火し、公約を表明した。「象牙を経済利用しないというケニアの政策の一環だ」と大統領は述べた。

サハラ以南のアフリカ地域ではここ数年、アジアの民間療法需要から、象牙や角を採取するため象やサイが殺される事例が急増している。

国連と国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)の2014年報告は、アフリカで毎年2万─2万5000頭の象が殺されていると推定している。

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