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ミャンマーで仏像絵にヘッドホン、NZ人のバー経営者らに懲役刑

 3月17日、ミャンマーの裁判所はヘッドホンをつけた仏像の奇抜なイラストを店の宣伝に利用したニュージーランド人のバー経営者(写真中央)とミャンマー人の同僚2人に、懲役2年半を言い渡した(2015年 ロイター/Soe Zeya Tun)

[ヤンゴン 17日 ロイター] - ミャンマーの裁判所は17日、店の宣伝としてヘッドホンをつけた仏像の奇抜なイラストをフェイスブック上に掲載したニュージーランド人のバー経営者とミャンマー人の同僚2人に対し、宗教を侮辱したとして懲役2年半を言い渡した。

全員が無罪を主張していた。12月の審理で、経営者の男性は仏教を侮辱する意図はなかったと説明。イラストがオンライン上で共有され、反感が広がっていると気が付いた時点で削除し、謝罪文を掲載したという。判決後にバー経営者の男性は警察に連れられて車両に乗り込んだが、記者団にはコメントしなかった。

権利擁護団体は表現の自由を侵害していると非難。3人の釈放を求めた。

2011年に民政に移管したミャンマーでは、仏教ナショナリズムが台頭。僧侶が仏教思想を推進する活動を展開している。

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