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過体重と肥満によるガンは年間50万人、WHO機関が指摘

 11月26日、国際がん研究機関は、世界のガン発症者のうち約50万人が過体重や肥満が原因で、特に北米の状況が深刻との研究結果を発表した。ニューヨークで2009年8月撮影(2014年 ロイター/Lucas Jackson)

[ロンドン 26日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の付属機関である国際がん研究機関(IARC)は、世界のガン発症者のうち約50万人が過体重や肥満が原因で、特に北米の状況が深刻との研究結果を発表した。英医学誌ランセット・オンコロジーに掲載された。

IARCの分析によると、身長と体重から算出する体格指数(BMI)が高いことが主要なガンリスク要因となっており、2012年の診断例では3.6%(48万1000人)がそれに当たる。また、このうち23%を北米が占め、問題が抜きんでて深刻という。

IARCのディレクター、クリストファー・ワイルド氏は「肥満や過体重に関連したガンは、経済発展とともに世界的に増加すると予想される」と指摘。今回の結果は、ガン発症リスク軽減のため健全な体重を維持するよう人々を支援することと、先進国が現在直面している問題が途上国で発生しないよう努めることの重要性を提示していると述べた。

さらに研究結果は、肥満由来のガン発症率は女性が顕著に高く、たとえば閉経後の乳がん発症の10%は体重過多にならないことで予防できる可能性があることを示しているという。

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