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喫煙男性の発がんリスク、Y染色体喪失に関連=調査

 12月4日、米科学誌掲載の調査によると、喫煙男性は喫煙しない男性と比べてY染色体を失う確率が3倍高く、このことが女性と比べて男性のがん発症リスクが高いことに関連しているという。写真は喫煙所でタバコを吸う人々。8月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[ロンドン 4日 ロイター] - 米科学誌サイエンスに掲載された調査によると、喫煙する男性は喫煙しない男性と比べてY染色体を失う確率が3倍高く、このことが女性と比べて男性のがん発症リスクが高いことに関連しているという。

調査はスウェーデンのウプサラ大学の研究チームが6000人以上を対象にまとめた。

Y染色体は男性にのみ存在し、性の決定や精子の生産に重要な役割を果たす。

調査では、喫煙男性の血液細胞からY染色体が消滅する確率が、喫煙したことのない男性や禁煙した男性と比べて高かった。また、Y染色体を失う確率は喫煙の量と関連しているとみられ、禁煙した男性の中には失ったY染色体がふたたび現れる者もいた。

Y染色体が男性のみに存在することから、調査結果は、喫煙が女性と比べて男性の発がんリスクを高めている理由を示している可能性があるという。

Y染色体の消滅とがん発症の因果関係は明確でないが、Y染色体を失った血液のがんに対する免疫力が低下することに関連しているのではないかと考えられている。

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