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「豚のふん」で環境問題解決へ、豪研究機関が一石二鳥の装置

5月2日、オーストラリアの研究機関「CRC Care」が、豚のふんを燃料に変えることができる装置を開発し、環境問題解決への期待がかかっている。ベルリンで1月撮影(2012年 ロイター/Thomas Peter)

[シドニー 2日 ロイター] オーストラリアの研究機関「CRC Care」が、豚のふんを燃料に変えることができる装置を開発し、環境問題解決への期待がかかっている。

バイオリアクター「PooCareTM」は、長さ30メートル、高さ10メートルの大型装置で、ふんからバイオガスを生成することができる。バイオ燃料として料理や暖房に使えるほか、余ったふんは肥料として農家に提供される。1基あたりの開発費用は3万5000豪ドル(約290万円)。

推定7億頭の豚が飼育されているという中国では、ふんの量が年間140万トンに上り、環境問題となっている。現在、同国で肥料として使われているふんは、全体のわずか10分の1程度。中国の科学者や香港に拠点を置く企業がPooCareTMの技術開発に参加しており、中国中部の武漢市の農場ではすでに1基が稼働している。

CRC Careの主任研究員は、「燃料を供給できるだけではなく、環境汚染を食い止めることができる」と期待を寄せている。

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