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男性用避妊薬の実現に期待、マウスの実験で効果確認

[シカゴ 16日 ロイター] 米国の研究チームが16日、男性用経口避妊薬の実現につながる可能性がある物質を発見したことを、米科学誌セルの電子版で明らかにした。

研究室での実験では、この物質を与えられた雄マウスは、精子の数や運動能力が大きく低下し、生殖能力が完全になくなったとしている。研究チームによると、同物質はもともと、幅広いがん研究の一環として試されたもの。男性ホルモンの働きや性衝動には影響しないという。

論文執筆者の1人であるダナ・ファーバーがん研究所のジェームズ・ブラドナー博士は「(実験に使った)マウスは通常の性行動を示し、交尾頻度も正常だった」と説明。また、この物質に副作用は特に見られず、投与を中止すると生殖能力は元に戻ったとしている。

この物質が避妊薬として認可されるまでには多くの実験が必要だが、研究チームは、今回見つかった効果は「人間の男性にも置き換えが可能であり、男性用避妊薬として今までにない有効な方法だ」と自信を示している。

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