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プーチン大統領、野生動物保護パフォーマンスの「やらせ」認める

9月13日、ロシアのプーチン大統領は、これまで野生動物と関わってきたパフォーマンスなどの一部が「やらせ」だったことを認めた。写真はツルの保護活動に参加する同大統領。5日撮影(2012年 ロイター/RIA Novosti)

[ソチ(ロシア) 13日 ロイター] ロシアのプーチン大統領は、これまで野生動物と関わってきたパフォーマンスなどの一部が「やらせ」だったことを認めた。

プーチン大統領と面会したジャーナリストMasha Gessenさんが暴露したもので、対談の内容はロシアの雑誌に掲載された。

大統領は、2011年にけがをしたユキヒョウとふれあった時のことについて、「ユキヒョウは前もって捕まえられたものだった。だが大切なのは、国民の意識を(野生動物の)問題に向けることだ」とやらせを正当化した。

また昨年黒海の海底に自ら潜り、古代のつぼを回収したとされることについても、「もちろんやらせだった」とコメントしたという。

このほかプーチン大統領は今月5日、絶滅が危惧されているツルを保護する計画の一環で、ハンググライダーでツルと空を飛んでいたが、こうしたマッチョ的パフォーマンスについて、反対派からは旧ソ連時代のプロパガンダのようだと非難の声も上がっている。

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