[ワシントン 17日 ロイター] 米ワシントンの国立動物園は17日、中国から貸与されているパンダの「メイシアン」が16日に出産したと発表した。
メイシアンは今年4月、同動物園で飼われている雄の「ティエンティエン」の精子を使った人工授精を受けていた。主任獣医スーザン・マレーさんによれば、メイシアンは疲れた様子を見せているが、赤ちゃんパンダが鳴き声を上げると胸に抱き抱えるなど「完璧な母親」になっているという。
メイシアンとティエンティエンは、同動物園での過去11年の生活で2匹の赤ちゃんを誕生させている。前回2005年に生まれた「タイシャン」は現在、中国で飼育されている。
今回生まれた赤ちゃんパンダの体重はまだ110グラム程度。向こう数カ月以内に一般公開される予定だという。
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