[ワシントン 23日 ロイター] ワシントンにある米国立動物園で23日、約1週間前に生まれた赤ちゃんパンダが死亡した。動物園関係者が明らかにした。
死因は明らかにされていないが、動物園関係者によると、体重約100グラムで生まれた赤ちゃんパンダの体調は良好で、外傷や感染の目立った兆候もなかったという。
飼育担当者らは23日朝、母親パンダ「メイシアン」の苦しむような鳴き声を聞いて調べたところ、赤ちゃんパンダが死亡しているのを発見した。
メイシアンは同動物園で飼われている雄の「ティエンティエン」の精子を使った人工授精を受け、今月16日に出産。同動物園で過去11年にわたって生活しているメイシアンとティエンティエンにとっては、7年ぶりの2世誕生だった。
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