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ティラノ骨格化石の密輸容疑で男を逮捕、米国で5月に競売

[17日 ロイター] 米フロリダ州在住の男(38)が17日、モンゴルからティラノサウルス・バタールの骨格化石などを密輸した疑いで逮捕された。米当局が明らかにした。

中国とモンゴルにまたがるゴビ砂漠で発見されたこの化石は、約7000万年前の白亜紀に生息していたティラノサウルス・バタールの骨で、高さ2.4メートル、体長7.3メートル。胴体部は75%、頭部は80%完全な形で発見された。

今年5月、ニューヨークで競売に掛けられ、105万ドル(約8300万円)で落札されたが、密輸された疑いがあるとして米政府が押収し保管していた。この化石をめぐっては、モンゴル政府が所有権を主張し、返還を求めていた。

逮捕されたのはフロリダ州ゲインズビル出身のエリック・プロコピ容疑者。同容疑者は自宅でウェブサイトを通じて化石などを売却しており、2007年からモンゴルと中国から恐竜の化石を密輸し、競売会社や個人に売っていた疑いがもたれている。有罪となれば、最大で禁錮35年の刑に処される可能性があるという。

モンゴル政府の弁護士によると、プロコピ容疑者の逮捕を受け、同国のエルベグドルジ大統領は「モンゴルと米国の両政府が協力して事件の解決につながったことは、違法に化石を売買する世界市場にとって萎縮効果を与えるものだ」とコメントした。

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