[ベルリン 15日 ロイター] ドイツのベルリン動物園で人気を集め、2011年に死亡したシロクマのクヌートが15日、「標本」となって公開された。
クヌートは自然史博物館の入り口に設置され、1カ月の間来館者を歓迎するという。博物館は「標本」が「剥製」ではないと強調し、骨格を基にクヌートの毛皮などを使って作ったと説明している。
クヌートは母親から育児放棄され、飼育員によって育てられた。その愛らしい姿は世界中でも人気を集め、多くの訪問客が同動物園に詰め掛けた。4歳だった2011年3月、てんかんの発作で死亡した。
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