[28日 ロイター] ノルウェーの経済学者が、航空会社は肥満の乗客に対して追加料金を設定すべきだとし、体重に応じた料金体制が健康的、財務的、環境的に改善をもたらすとの論文を発表した。
ノルウェーのソグン・オ・フィヨラーネ大学のバラト・バッタ准教授は、学術誌に今週掲載された論文で、航空会社は他の輸送業界で行われているように、占有スペースと重さに応じた料金設定をすべきだと主張した。
太った乗客には追加料金を、痩せた乗客には割引をそれぞれ提供する仕組みなど、3つの料金モデルを提案した。
旅行サイトのスカイスキャナーが旅行者を対象に実施した2010年の調査では、肥満の乗客がもう1席必要とする場合は2席分のチケット料金を支払うべき、との回答が全体の76%に上った。
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