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仏大学の英語授業導入案、「仏語圏への裏切り」との非難も

5月22日、フランスの公立大学で英語を使った授業の導入が検討されていることについて、文化的なアイデンティティーの喪失につながると反対派から批判の声が挙がっている。ナントの学校で2011年6月撮影(2013年 ロイター/Stephane Mahe)

[パリ 22日 ロイター] フランスの公立大学で英語を使った授業の導入が検討されていることについて、文化的なアイデンティティーの喪失につながると反対派から批判の声が挙がっている。

大学教授や議員、仏学会の最高権威アカデミー・フランセーズなどから成る反対派は、フランス語圏は守られなければならないとし、英語の授業導入はフランス語が使用される他の国に対する裏切り行為になると指摘。高等教育機関コレージュ・ド・フランスのクロード・アジェージュ氏は、「フランスが他の仏語圏に間違ったメッセージを伝えることになる」とし、「非常に遺憾なことだ」と述べた。

公立大学での英語の授業は19年にわたり禁止されている。フランスの議会は21日、高等教育改革の法案について議論を開始したが、公立大学で英語による授業を解禁する項目に注目が集まっている。オランド政権は、英語の授業の導入が、外国人留学生の増加やフランス人学生の世界での競争力向上につながるとしている。

同国は1994年にテレビ放送でのフランス語の使用を義務付けている。

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