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パンダ外交が思わぬ余波、ベルギー南北対立の新たな材料に

9月11日、中国のパンダ外交が、ベルギーで思わぬ国内政治問題に発展している。写真はベルギーのディルポ首相(左)と中国の李首相。大連で撮影(2013年 ロイター/China Daily)

[ブリュッセル 11日 ロイター] - 中国のパンダ外交が、ベルギーで思わぬ国内政治問題に発展している。オランダ語系とフランス語系の対立が深刻化しているベルギーだが、パンダ2頭がフランス語系の南部にある動物園に貸与されることに対し、オランダ語系の北部が怒りを募らせている。

中国政府は今週、同国を訪問中のベルギーのディルポ首相に対し、パンダのつがいを貸与すると申し出た。同首相はフランス語系で、パンダが贈られる先も、フランス語圏のワロン地方にある自然公園。

ディルポ首相は、パンダの貸与はベルギーという国に対して行われるものだと説明しているが、同自然公園が首相の地元に近いこともあり、オランダ語系の議員たちからは反発の声が挙がっている。

オランダ語圏フラマン地域の分離独立を主張する新フランドル同盟(N―VA)のZuhal Demir議員は、首相がパンダ貸与先を北部にあるアントワープ動物園ではなく、南部にするため「政治介入」したのは明らかだと批判。また、オランダ語圏フラマン地域政府のクリス・ペータース首相も、ディルポ首相に説明を求めるとしている。

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