[ブカレスト 25日 ロイター] - ルーマニアの最高裁は25日、首都ブカレストだけで6万匹いるとされる野良犬の殺処分を認める法律を支持する判断を下した。
同国では今月、4歳の少年が犬に噛まれて死亡し、野良犬の対処を求める活動が広がっていた。野良犬に噛まれる人は後を絶たず、同国の観光業にとっても痛手となっている。
ポンタ首相は裁判所の判断を歓迎する意向を示したが、動物保護団体のメンバーら数百人は裁判所の外で横断幕を掲げるなどして非難の声を上げた。
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