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歩行や会話が可能な「人造人間」、米博物館で公開

10月17日、米ワシントンにあるスミソニアン航空宇宙博物館で、人工臓器などを組み合わせて作られ、歩行や会話が可能な「人造人間」が公開された(2013年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 17日 ロイター] - 米ワシントンにあるスミソニアン航空宇宙博物館で17日、人工臓器などを組み合わせて作られ、歩行や会話が可能な「人造人間」が公開された。

この人造人間「バイオニックマン」は身長183センチ、体重77キロで、肺や膵臓、循環系など28の人工臓器から成る。これら臓器は大学などで開発されたものを利用し、英ロンドンのシャドー・ロボット社が組み立てた。顔はあるが、表情はつくれず、実質的に皮膚はない。制作費は100万ドル(約9800万円)だという。

また、同社で設計工学を担当するロバート・ウォーバートン氏によると、バイオニックマンは、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」に搭載された音声認識ソフト「Siri(シリ)」のような会話が可能。人格はウクライナ出身の13歳の男の子の想定でプログラミングされており、「会話する相手としては礼儀正しいとは言えない」と語った。

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