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豪州のカンガルー肉業界、中国人の食欲に期待

11月19日、オーストラリア産のカンガルー肉を食肉需要が増加する中国に輸出しようという動きが出ている。写真はシドニー市内のスーパーで販売されるカンガルー肉。2008年9月撮影(2013年 ロイター/Daniel Munoz)

[シドニー 19日 ロイター] -かつてはペットフードの原料と考えられていたカンガルー肉だが、中国では間もなく、高級食材として販売されるかもしれない。中国では中流階級の急増で肉の消費量が拡大しており、世界貿易機関(WTO)によると、今後8年間で食肉需要は約17%増える見通し。

オーストラリア産のカンガルー肉に対し、中国での販売許可はまだ下りていない。ただ、豪当局者の最近のコメントを受け、輸出業者の間には強気ムードが広がっている。ジョイス農相は豪放送協会(ABC)に「(カンガルー肉輸出について)中国側とさらなる協議に臨みたい。中国市場には大きな可能性があるからだ」と語った。

中国では、豚肉や牛肉、鶏肉のほか、場所によってはネコやイヌ、ネズミの肉が食卓に上ることもある。北京市内で小さな飲食店を営むWang Junさんは、カンガルー肉を是非試してみたいとコメント。「美味しければいいじゃないか」と語った。

一方、カンガルー肉を口にすることに一部で抵抗もあるようだ。北京出身の21歳の大学生は「あんなかわいい動物に箸をつけるなんてできない」と話した。

オーストラリア国内でも、カンガルー肉を食用にすることには一部で反発がある。2008年に行われた政府の調査では、国民の約2割が倫理的理由からカンガルー肉は絶対に食べないと回答していた。

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