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ポンペイ遺跡で新たな崩壊、修復進まず政府に批判集中

12月2日、イタリアの古代都市で世界遺産に登録されているポンペイ遺跡で、建物の一部が新たに倒壊したことが分かった。写真は2月、同遺跡の修復作業員(2013年 ロイター/Ciro De Luca)

[ローマ 2日 ロイター] -イタリアの古代都市で世界遺産に登録されているポンペイ遺跡で、建物の一部が新たに倒壊したことが2日分かった。同遺跡では当局によるずさんな管理が問題となっている。

遺跡の管理当局によると、崩壊したのは遺跡内の大通り沿いにある壁の一部。現地では数週間にわたって激しい雨と風が続いていた。別の遺跡でも壁のしっくいが崩れたほか、イタリアのメディアによると、先月にも崩壊が相次いでいた。

欧州連合は今年2月、遺跡の修復プロジェクトに1億0500万ユーロ(約146億円)を提供すると発表したが、管理当局によると、契約企業の入札がまだ行われており、作業は進んでいない。

遺跡をめぐっては非常事態が5年前に宣言されたが、修復基金をマフィアが流用しているとのうわさのほか、ずさんな管理、略奪などにより、劣化が止まらない状況にある。

イタリアの考古学者でつくる団体は、今回の遺跡倒壊について「遺憾と怒り」を覚えていると表明し、修復業者を選定できていないと政府を批判した。

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