[マイアミ 5日 ロイター] -米フロリダ州南部にあるエバーグレーズ国立公園の海岸で、約50頭のゴンドウクジラが浅瀬に迷い込んでいたが、救出作業の結果、5日になってほとんどを沖に戻すことに成功した。
クジラの群れは3日午後に浅瀬にいるのが確認され、救出作業では、パイプを打ち鳴らしたり、ボートのエンジン音が立てたりするなどして、群れを沖へ追いやる作戦が取られた。
米海洋大気庁(NOAA)がツイッターで明らかにしたところでは、当初確認された51頭のうち、35頭が沖に戻った。ただ、11頭が死に、5頭は4日夜に行方が分からなくなったという。
救出作業には、NOAAのほか、国立公園局、フロリダ環境当局、警察などが当たった。
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