[ロンドン 7日 ロイター] -英国で行われた最新の調査で、移民受け入れの縮小を望む国民が4分の3以上に達した。移民政策をめぐる与野党の議論が高まる中、国民の懸念が浮き彫りになった。
調査は英国人の社会問題に対する姿勢を調べたもので、7日に結果が公表された。それによると、移民受け入れは縮小すべきとの回答は全体の77%に上った。また、移民流入の大幅な減少を望むとの回答は56%に達し、これまでの調査で最も高い比率となった。
2015年に総選挙が行われる英国では、移民政策が大きな論点となっており、反移民や欧州連合(EU)離脱を唱える英国独立党(UKIP)への支持も拡大している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」