[6日 ロイター] -経済協力開発機構(OECD)が8日の国際女性デーを前に発表した調査によると、世界で「最も家事に協力的」な男性はノルウェー人で、「最も協力的でない」のは日本人との結果が得られた。
OECDは加盟34カ国の大方を対象に、成人の男女それぞれが、家事や買い物、雑用などの「無償労働」に費やす時間に関する統計を比較。「キャリアを持つ女性が増えており、男女間の差は徐々に縮まりつつある」とする一方、依然として大きな差があり、一部の国では男性の家事協力がなお難しいことが明らかになったとしている。
調査では、トルコの女性が家事に費やす時間が最も多く、1日当たり377分。一方、同国の男性は同116分だった。
日本は、男性が1日当たり62分なのに対し、女性は300分近くを家事に費やしている。
ノルウェーの男性は180分と男性の中でトップだったが、同国の女性は210分を家事に充てている。
OECDの調査は、約2万人を対象にした2005年以降の各国の時間の使い方に関する調査から入手したデータに基づいている。
*見出しを変えて再送します。
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