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OPEC、今年の石油需要見通し下げ 21年回復に懐疑的な見方

 12日、石油輸出国機構(OPEC)は、2020年の世界の石油需要が新型コロナウイルス流行の影響で、従来予想以上に減少するとの見通しを示した。写真はOPECのロゴ。4月14日撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

[ロンドン 12日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は12日に公表した月報で、2020年の世界の石油需要が新型コロナウイルス流行の影響で、従来予想以上に減少するとの見通しを示した。21年についても、回復を巡る不透明感が根強いと指摘した。

20年の石油需要は日量906万バレル減と予想。前月の予想は同895万バレル減だった。

OPECは「原油と石油製品の価格動向は今年下期も引き続き、新型コロナ第2波を巡る懸念や世界的な在庫増によって圧迫される」とした。

21年の石油需要見通しは日量700万バレル増という見通しを維持したものの、見通しは航空旅行の需要動向や低燃費車の普及などの影響に左右される可能性があるとした。

「ジェット燃料需要の喪失分を来年取り戻すのは難しいとの見方が大勢で、ガソリン需要が19年の水準を回復することも困難だろう」とした。

OPECの7月産油量は日量98万バレル増の同2317万バレル。サウジアラビアなどが自主減産を6月に停止したことが背景。ロイターの算出によると、協調減産合意の順守率は97%と、前月の100%超から低下した。

OPEC加盟国と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による日量970万バレルの協調減産は、8月から同770万バレルに縮小される見通しとなっている。

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