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OPECが中長期の石油需要予測上方修正、投資不足を懸念

 石油輸出国機構(OPEC)は31日公表した2022年世界石油見通しで、中長期の石油需要予測を上方修正した。写真はイメージ。2020年4月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[アブダビ 31日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は31日公表した2022年世界石油見通しで、中長期の石油需要予測を上方修正した。

2027年までの需要の見積もりは昨年時点から日量約200万バレル切り上がった。今年と来年の需要回復がより力強くなることや、エネルギー安全保障が重視されて、ロシアのウクライナ侵攻以降に価格が高騰している天然ガスなど他の燃料による代替の動きが弱まると見込まれることが理由だ。

30年までの需要は平均で日量1億0830万バレル、45年は同1億0980万バレルと想定されている。

目先も来年の需要は1億0300万バレルに達し、今年見込みより270万バレル多くなるという。

他の機関は30年までに、再生可能エネルギーや電気自動車(EV)の利用が拡大するので、石油需要は頭打ちになるとの見方をしている。

しかしOPECは石油もエネルギー移行に一役買うはずだと主張。アルガイス事務局長は45年までに石油セクターに総額12兆1000億ドルの投資が見込まれると説明した。この投資予想額は昨年時点から引き上げられた。

一方でアルガイス氏は「業界全体の事業環境悪化や新型コロナウイルスのパンデミック、化石燃料プロジェクトへの資金提供を打ち切ることに主眼を置く政策展開などのため、近年は世界的に石油産業向けの投資が慢性的に少な過ぎる状況にあることが大きな懸念要素だ」と述べた。

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